帳票デザインがうまくいかない…
SVFを使っていて、思った通りの見た目で帳票が出力されないことがあると思います。こんなとき、弊社のWebサポートまでお問合せいただく際に、解決までのリードタイムを短くするためのテクニックをご紹介します。
それは、『適切な資料の提供』と『伝えるべきポイント』を過不足なくお伝えいただくことです。これらの情報がうまく伝わると、弊社内でエラーコードや処理内容の確認、うまくいけば再現確認まで行えるため、一次対応が非常に早くなります。
SVFは色々なモジュールを組合せて利用するため、ログを集めるのはちょっと手間がかかりますが、解決までの近道のためご協力をお願いします。今回は、『思った通りの見た目にならない』と『文字が化けてしまう』の2つのケースで必要な資料と伝えるべきポイントをご紹介します。
ケース1:思った通りの見た目にならない
□必要な資料
(1) 様式ファイル(.xml)
(2) SVFデバッグログ ※1
(3) SVFX-Designerのテスト印刷の結果 ※2
□記載いただきたいこと
(1) 何に出力したいのか(例:PDFかプリンタ、プリンタであれば機種言語など)
(2) どこがイメージと違っているのか。
ケース2:文字化けが発生してしまう
□必要な資料
(1) 様式ファイル(.xml)
(2) SVFデバッグログ ※1
(3) 出力した結果(PDFであればファイル、印刷の場合はスキャン結果など)
(4) UCXデバッグログ(上位システムとテキストで連携している場合) ※3
□記載いただきたいこと
(1) 何に出力したのか (例:PDFかプリンタ、プリンタであれば機種言語など)
(2) 文字化けている箇所
(3) 正しい結果の文字、あるいは出力したい文字コード
(4) SVFへの連携方法(例:テキスト連携、API連携)
※1 SVFデバッグログの取得方法
このログはパフォーマンスに大きく影響を及ぼすため、取得後は必ずOFFにしてください。
※2 SVFX-Designerテスト印刷の方法
「2.5. テスト印刷する」に記載の「テストデータ取り込みモード」で出力してください。
※3 UCXデバッグログの取得方法