TECH BLOG

MENU

オンプレ

SVF

SVFX-Designer

可変型の明細行がある帳票で商品名の様に1行では印字することが難しいような項目だった場合に自動的に折り返して2行で出力したいということがあると思います。

このような場合には「自動リンクフィールド」という機能を使用することによって自動的に折り返すことができます。明細行の高さも最大文字数に合わせて調節されるので便利です。

注意ですが、今回ご紹介するのは可変行の明細の場合になりますので、固定フィールドの場合には「住所や会社名が長い場合に改行して2行で表示したい。」を参照下さい。

まずは可変型の明細を作成する為に「明細数が増減する帳票を作りたい(可変行)」を参照して「サブフォーム」と「レコード」を作成しましょう。作成が終わりましたら品名のフィールドを新規に作成しましょう。

 

作成したフィールド「品名」をクリックし選択したら、左部のプロパティの[データ桁数]を「44」にします。

[データ桁数]はフィールドがデータを保持しておくためのバッファのサイズのことなので、例えばフィールドの印字桁数を20桁、データ桁数を100桁と指定している場合には5行まで改行されます。

今回の場合は印字桁数が22桁なのに対してデータ桁数を44桁と設定しているので2行まで改行されることになります。

次に「品名」を選択している状態で左部のプロパティの[リンク先のフィールド名]の▼をクリックすると定義しているフィールドの一覧が表示されるので、その中から折り返して表示したいフィールド自身の「品名」を選択します。

以上の設定で、商品名が1行で表示できなかった場合に自動的に折り返して明細行の高さも文字数に応じて調節され出力することができます。

自動リンクフィールド機能を使えば出力する最大文字数に合わせて明細行の高さを予め決めておく必要がなくなるのでストレスフリーに可変行の帳票を作成することができます。

この記事にリアクションしてみませんか?

  • 分かりやすい (1)
  • 問題が解決した (0)
ありがとうございます✨

ウイングアーク テクニカルエンジニア

SVF invoiceAgent Dr.Sum
プロフィールへ >

ウイングアーク1stの技術部隊が記載しています。中の人は製品に詳しく、日頃からお客様と接点のある人です。お役立ち情報をたくさん書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!

Related article

Related article関連記事

Pick up

Pick upおすすめ記事

【脱Excel】MotionBoardの入力機能で業務アプリをつくる

公開:2024.08.05
更新:2024.08.05

分かりやすい

2

解決した

0
  • データ入力
  • デザイン
  • コンテナ

MotionBoard

【まとめ】SVF Cloud帳票をinvoiceAgentに連携する方法

公開:2024.04.18
更新:2024.08.07

分かりやすい

2

解決した

2
  • 帳票作成・出力
  • システム連携
  • 電帳法
  • 文書定義
  • 処理定義

SVF

Dr.Sum Copilotをインストールしてみた【OpenAI】

公開:2024.04.05
更新:2024.04.18

分かりやすい

2

解決した

0
  • Copilot

Dr.Sum

Ranking

Rankingランキング

1

数字を3桁区切りで表示したい

公開:2017.03.14
更新:2024.06.11

分かりやすい

0

解決した

0
  • 帳票作成・出力

SVF

2

単価と数量を使って金額を算出したい(可変型)

公開:2020.02.05
更新:2024.06.11

分かりやすい

0

解決した

0
  • 帳票作成・出力

SVF

3

各明細行の金額の合計を算出し、明細の最終行に出力したい(可変行)

公開:2020.03.02
更新:2024.06.11

分かりやすい

0

解決した

0
  • 帳票作成・出力

SVF

Info

Information

ウイングアーク1stからのお知らせ

int(47)