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検索条件で年度を選択した際に、一緒に前年のデータも表示させて昨対比を出したいと思ったことはありませんか?MotionBoardには「事後計算項目」や「前年集計」など前年を表示する方法がいくつかありますが、年で検索した際必ず最初の年が取得できなかったり、配置できる項目に制限があったりします。今回は制限が少なく、自由な行列の配置や抽出条件の指定が可能な「データソース結合」を使った設定方法をご紹介します!


結合データソースの概要については、以下の記事をご覧ください。

 

設定の概要とポイント

DS1とDS2に同じデータを選択します。

DS1は今年度の値を取得する用、DS2は前年度のデータを取得する用として使っていきます。その時にポイントとなるのは、前年のデータを取得するDS2の方で年度の値を+1年しておくことです!

こうする事で例えば2021年度で検索してもDS2のデータソースからは2020年度の値が取得できます!

設定方法

データソース設定

DS1とDS2に同じデータを選択し、項目を配置していきます。DS2の方から配置した「売上金額」は別名として「前年売上」に変更します。

 

カスタム項目の作成

DS2の方に存在している「年度」の項目は使わないので、別名で「年度_old」などに変更していきます。

新たに+1年した年度の値をカスタム項目を使って作成していきます。

カスタム項目の書き方については以下の記事を参考にしてください。

 

最後に年度の項目に対して検索条件を設定すると完成です!検索条件の設定については以下の記事を参考にしてください。

 

 

さいごに

昨対比を求める方法は今回紹介した結合データソースを使う方法以外に、前年集計を使って求める方法もあります。

ただ、前年集計を使う方法だといくつか制限もあります。(記事の中に注意点として纏められています。)今回の結合データソースを使う方法では特に制限もなく、自由に設定いただけます。少し設定が複雑ですが、自由な行列の配置や抽出条件の指定が出来ていろんな場面で応用が効くやり方なので是非マスターしていきましょう!

 

 

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Sawada Rie

MotionBoard Dr.Sum
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BI製品のプリセールス部隊でお客様支援をしています! 大好きな猫に囲まれてお仕事しています。MotionBoardも猫もDr.Sumも大好き!!

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