Dr.Sum Cloud、気になるけれどインポートする際の構成イメージがつかない…そんな方必見!
本記事ではCSV/Excelファイルのデータをインポートする際の構成を目的・パターン別にご紹介します。
03~07までの章で目的ごとに分けてまとめているため、目的の構成をまずは確認してみてくださいね!
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Dr.Sum Cloudへデータベースのデータをインポートする際の構成は以下の記事でご紹介しています。
セキュアな通信を実現する仕組み
Dr.Sum Cloudはクラウド上で動く製品です。ネットワークの異なる社内環境のデータとセキュアに連携するため以下の機能を利用します。
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各機能の詳細やセットアップ方法は以下マニュアルをご覧ください。
また本記事では以下の記号を使用します。
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[共通]CSV/Excelファイルデータのインポート概要
CSV/Excelファイルデータのインポートは大きく以下2種類あります。
- 社内環境のファイルデータをそのままインポート
特徴:ファイルのアップロードなしにインポート。
バッチによる自動化の際は社内環境で定期実行。 - Dr.Sum Cloudにファイルアップロード後ファイルデータをインポート
特徴:Dr.Sum Cloudへのアップロードによりインポートタスク利用やDr.Sum Connect Cloudによる加工が可能。
バッチによる自動化の際はDr.Sum Cloudサーバー上で定期実行。
※Dr.Sum Cloudへのファイルアップロード方法については後述の08CSV/ExcelファイルをDr.Sum Cloudへアップロードするをご覧ください。
CSV/Excelファイルのデータを手動でインポートしたい
管理ツール「Enterprise Manager」を利用して、ユーザーのGUI操作による手動インポートが可能です。
インポートウィザードと仮想テーブルを使う2種類の方法があります。
Enterprise Manager(インポートウィザード)
想定利用シーン:手動でDr.Sum Cloudへインポートしたい。インポート時に簡単なデータ加工をする必要があり、都度手動でインポートしたい。
■社内環境にある管理ツール「Enterprise Manager」を利用する
- 社内環境にある管理ツール「Enterprise Manager」でインポートを実行
- Dr.Sum Cloudへインポート
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■Dr.Sum Cloudサーバーにある管理ツール「Enterprise Manager」を利用する
- Dr.Sum Cloudの所定フォルダへファイルをアップロード
※Dr.Sum Cloudへのファイルアップロード方法は後述の08CSV/ExcelファイルをDr.Sum Cloudへアップロードするを参照 - リモートデスクトップ接続
- Dr.Sum Cloudサーバーにある管理ツール「Enterprise Manager」でインポートを実行
- Dr.Sum Cloudへインポート
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Enterprise Manager(仮想テーブル)
想定利用シーン:手動でDr.Sum Cloudへインポートしたい。インポート時に簡単なデータ加工をする必要があり、設定した加工内容をインポートのたびに使いまわしたい。
■社内環境にある管理ツール「Enterprise Manager」を利用する
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■Dr.Sum Cloudサーバーにある管理ツール「Enterprise Manager」を利用する
- Dr.Sum Cloudの所定フォルダへファイルをアップロード
※Dr.Sum Cloudへのファイルアップロード方法は後述の08CSV/ExcelファイルをDr.Sum Cloudへアップロードするを参照 - リモートデスクトップ接続
- Dr.Sum Cloudサーバーにある管理ツール「Enterprise Manager」でインポートを実行
- Dr.Sum Cloudへインポート
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CSV/Excelファイルをフォルダに配置したら自動でインポートしたい
インポートタスク機能を利用して、フォルダを監視し自動インポートが可能です。後述のFile Upload Agentと組み合わせることでファイルのアップロード~インポートの一連を自動化することもできます。
想定利用シーン:ファイルを所定のフォルダに配置したら、自動でDr.Sum Cloudへ取り込みたい。ワイルドカードを使ってインポート対象のファイルを指定したい。
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CSV/Excelファイルのデータをバッチを使って自動でインポートしたい
コマンドを実行するバッチを用意し、スケジューラで定期実行することで自動インポートが可能です。
想定利用シーン:夜間バッチで定期的にDr.Sum Cloudへインポートしたい。
■社内環境からコマンドを実行する
- 社内環境のタスクスケジューラでインポートコマンドを実行
- Dr.Sum Cloudへインポート
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■Dr.Sum Cloudサーバーからコマンドを実行する
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CSV/Excelファイルのデータを加工しながら自動でインポートしたい
Dr.Sum Connect Cloudの利用で、クレンジング・加工しながら自動インポートが可能です。Dr.Sum Connect Cloudは、GUI操作でIF分岐やループ処理といった複雑なフローを含むクレンジング処理、加工処理を効率的に開発できます。
- Dr.Sum Connect CloudはDr.Sum Cloud Small Edition以上で追加できるオプションです。
想定利用シーン:クレンジングや加工をしながら夜間バッチで定期的にDr.Sum Cloudへインポートしたい。
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各拠点でブラウザからアップロードして自動でインポートしたい
データの収集から加工、構造化を担うソリューション「SmallData Manager」を利用することで、CSV/ExcelファイルブラウザからアップロードするだけでDr.Sum Cloudに自動インポートできます。
想定利用シーン:子会社や拠点などの現場で生成されるCSV/Excelファイルをブラウザからアップロードし自動インポートすることで鮮度の高いデータをスムーズに活用したい。
- ファイルをSmall Data Managerにブラウザでアップロード
- 事前に設定したバリデーションチェック、データ加工等
- Dr.Sum Cloudへインポート
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CSV/ExcelファイルをDr.Sum Cloudへアップロードする
ファイルデータをDr.Sum Cloudへアップロードする方法は5つあります。
自動化可否、SecureTransport Agentの要否は以下の表をご確認ください。
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コマンド(CLH_UPLOAD)
CLH_UPLOADはDr.Sum Cloudにファイルをアップロードするコマンドです。大きいサイズのファイルは分割してアップロードすることができます。社内環境にSecureTransport Agentをインストールする必要があります。
Web API
Web APIを利用すると、SecureTransport Agentを社内環境へインストールすることなくDr.Sum Cloudへファイルをアップロードすることができます。
File Upload Agent
File Upload Agentは、社内環境のファイルをDr.Sum Serverにアップロードするツールです。アップロードタスクでファイルを監視し条件に一致したファイルをアップロードすることができ、インポートタスク機能と組み合わせることでファイルのアップロード~インポートの一連を自動化も可能です。社内環境にSecureTransport Agentをインストールする必要があります。
Enterprise Manager
Enterprise ManagerにはDr.Sum Cloudへのファイルアップロード機能があります。GUI操作で手軽にファイルをアップロードできます。社内環境にSecureTransport Agentをインストールする必要があります。
Web Console
Web Consoleにもファイルのアップロード機能があります。SecureTransport Agentを社内環境へインストールすることなくDr.Sum Cloudへファイルをアップロードすることができます。
さいごに
いかかでしたか?Dr.Sum Cloudではパターンに合わせて、社内環境とセキュアに連携しCSV/Excelファイルのデータをインポートすることができます。さらにDr.Sum CloudのデータをMotionBoard Cloudで可視化することでクラウド環境での高速集計・分析業務を一気通貫で実現可能です。クラウドでのデータ分析、ぜひDr.Sum Cloudをご活用ください!