例えば1,000,000,000という集計結果がある場合、百万で丸めて「1,000(百万)」という風に見やすくするケースは多くあるかと思います。ただし分析軸を切り替えると1,000などの小さな値があり0.001(百万)などのように逆に視認性が落ちてしまうケースはありませんか?そこでこの記事では自由に丸め単位(千・万・百万)を切り替えられる方法を説明します。

あらかじめ共通データ書式グループを設定します。

今回は、以下のようなデータ書式を共通データ書式グループに事前に用意します。

共通データ書式グループを設定します。

　①メニューバーの[設定・管理]をクリックします。
　②[共通データ設定]をクリックします。
　③[共通データ書式グループ設定]をクリックします。

　④共通データ書式グループ設定の[追加]をクリックします。

　⑤[タイトル]を入力します。今回は単位とします。

　⑥[追加]をクリック
　⑦[説明]に千と入力します。

　⑧[データ書式]に(/1000)###,###,###,###と入力します。

　⑨[追加]をクリックします。

　※⑦⑧⑨の手順で下記の2つをさらに追加します。

　　[説明]万、[データ書式](/10000)###,###,###,###

　　[説明]百万、[データ書式](/1000000)###,###,###,###

　⑩[適用]をクリックします。

続けてデータ書式を適用させていきます。

　①レイアウト設定の項目一覧にある[フィールド詳細設定]をクリックします。
　②変更したい項目の[データ書式設定]をクリックします。
　③データ書式グループ設定の[ガイド]をクリックします。

　④データ書式グループの[選択]をクリックします。

　⑤[適用]をクリックします。

　⑥[データ書式設定]の横に適用マーク(チェック)が表示されている事を確認します。

　⑦最後にフィールド詳細設定の[適用]をクリックします。

それではテスト実行して結果を確認してみましょう。

単位を任意に変更する事ができるようになりましたね。

これで大きな集計結果の時は百万単位で丸めて、小さな集計結果の時は千単位で丸めるといった使い分けで見やすさを臨機応変に変更できるようになりました。

共通データ書式グループを利用すれば簡単に単位を変える事ができるので、是非ご活用ください!