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レイアウトの異なる集計表をまたいで確認する場合、閲覧したいデータを毎回探すには時間がかかります。そこでドリルスルーリンクの機能を利用することで集計結果に紐づく行列項目のデータを引き継いだまま別の集計表を開くことができるためデータを探しやすくすることができます。

 

 

前提:レイアウトが異なる集計表

今回は、以下のような2つのクロス集計表を事前に用意しています。

①ブロック別年度別売上一覧表

(行:ブロック名、列:年度、集計項目:売上金額/粗利金額)

②支社別月間売上推移表

(行:ブロック名/支社名、列:月度、集計項目:売上金額/粗利金額/粗利率)

 

なお、クロス集計表を作る方法は下記の記事で紹介しています。

 

では、さっそく設定方法をご紹介します。

 

ドリルスルーリンクを設定する

集計項目設定から設定を変更していきます。

 ①[集計項目設定]をクリックします。

 ②[ドリルスルー設定]をクリックします。

 

 ①[ドリルアクション設定]画面の[リンク追加]をクリックします。

 ②任意のタイトルを入力します。ここではリンク先と同じ[支社別月間売上推移表]とします。

  ※同じでよい場合は手順④で自動入力されるため不要です。

 ③[ガイド]をクリックします。 

 ④リンク先となる定義をクリックして選択して[選択]をクリックします。

 ⑤[ドリルスルー設定]画面で[適用]をクリックします。

 

作成したドリルスルー設定を項目に割り当てます。

 ①ドリルスルーしたい項目名で[選択]をクリックします。

 ②ドリルスルーしたいドリルスルータイトルの設定にチェックを入れます。

 ③ドリルスルータイトルが項目に反映されたことを確認し、[適用]をクリックした後

  ドリルアクション設定を画面を閉じます。

 ④続いて、レイアウト詳細設定画面も[適用]をクリックした後画面を閉じます。

 

それでは、テスト実行して結果を確認してみましょう。

 

集計データから別の定義ファイルを直接呼び出すことができましたね。

2つの定義を活用して分析したいときは、 ドリルスルーリンクを利用すれば実現できるのでぜひ活用してください。

 

注意点:抽出条件は引き継がれない

ドリルスルーリンク先の集計に引き継がれるのは行列項目の値です。

抽出条件にある項目がドリルスルーリンク先のデータソースにある場合は、行列項目に配置するか、ドリルスルーPAGEリンクをご利用ください。

 

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山下 悦矢

MotionBoardとDr.Sumのプリセールスをしております。 歴は5年ほどになります。皆さんに分かりやすくお伝えできるように 頑張って発信してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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