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MotionBoardではデータにない日付を補完することができますが、稼働カレンダーの稼働日を基準にしてデータを補完することも可能です。当記事では、データ補完の候補をデータソースに設定し、絞り込んだデータでデータ補完する方法を紹介します。

MotionBoardで存在しないデータを補完する方法

MotionBoardでチャートを表示するときに、存在しないデータは表示されませんよね。

例えば、従業員の何かしらの業務の処理数を1日ごとに集計しようとしたとき・・・
勤務していない日付の処理数は、データとして存在しないためチャートには表示されません。
このようなときに、固定の文字列データを基準に補完したい場合の方法は以前別の記事でご紹介しました。

参考:データが存在しない月も結果表に表示したい!

MotionBoardで稼働日を基準にしてデータ補完する方法


では、これを稼働カレンダーの稼働日を基準にして
補完したい場合はどうでしょうか?
稼働カレンダーデータの 稼働フラグ=1 の日付を対象に表示するにはどうしたらよいでしょうか?

稼働カレンダーを参照するデータソースを作成する

まず、稼働カレンダーデータを参照するデータソースを登録します。
ここではデータソース名を「稼働カレンダー明細」として作成します。

検索条件を設定する

検索条件で稼働フラグを指定し、値が1のものとします。
そして実績データを参照するデータソースを登録します。

データ補完の設定

行項目に配置した日付の鉛筆マークからデータ補完の設定をします。
ここで、事前に作成した「稼働カレンダー明細」を参照するようにして、
さらに「絞り込み」にチェックを入れるのがポイントです。
このように設定をすると・・・

まとめ 稼働日を基準にデータ補完を行う

おさらいで全体の流れイメージを!
このように、「データ補完」では、固定文字列のリストだけでなく、
他のデータソースの絞り込まれたデータを補完リストとして利用することができます。

ちょっとだけマニアックですが、サブクエリのような要件の際には、使い道があるかもしれません。

是非試してみてください。

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