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出荷元から出荷先など移動量が地図上に可視化できると、人や物の流れが一目でわかり、特定の出荷へ割く人員の調整など次の一手も考えやすくなりますよね!「FROM-TO機能」というデータの流れを地図上に描画する機能を使って直感的にどの地点からどの地点への流れが大きいのか表現してみましょう!
本記事の設定手順は、動画でも公開しています。
動画ナレッジでは、よく使われている機能を動画にてわかりやすくご紹介しています。
その他のMotionBoardの機能動画は以下URLよりご確認いただけます。是非ご覧ください!
MotionBoard動画ナレッジ一覧 |
MotionBoardでは「GEOアイテム」の「FROM-TO機能」を使うことでFROM(出発地点)からTO(到着地点)までを線でつなぎ、データの流れを地図上に描画することができます。
「GEOアイテム」の主な構成要素は以下の通りです。
「FROM-TO機能」を使うためには以下の前提を満たす必要があります。
本記事では、明細データとしてFROM(出発地点)の項目とTO(到着地点)の項目を含んだデータソースを選択し、標準で付属しているポイントレイヤーを使って地図上に表現する方法をご紹介します。
FROM(出発地点)の項目とTO(到着地点)の項目を含んだデータソースを使って、明細表のデータソース定義を作成します。
①[ボード管理]>[データ管理]タブ>[新規作成]で任意のデータソース定義名(都道府県ごとのエネルギー輸送量)を入力し[OK]をクリック
②FROM(出発地点)の項目とTO(到着地点)の項目を含んだデータソースを選択し[OK]をクリック
③[明細表]タブでFROM(出発地点)の項目とTO(到着地点)の項目があるか確認し、[OK]をクリック
④[ボード管理]画面で[OK]をクリック
MotionBoardマニュアル:エリア名のデータとレイヤーのマッチング |
MotionBoardマニュアル:レイヤーのカスタマイズ |
独自のエリアを定義したい場合は、標準で付属するレイヤー以外に新しくレイヤーを作成することも可能です。
事前準備で作成したデータソース定義(都道府県ごとのエネルギー輸送量)を使ったGEOアイテム定義を作成します。
①アイテムツールバーの[GEO]を選択し配置
②事前準備で作成したデータソース定義、[利用データタイプ]で「明細データ」、[マッピングタイプ]で「エリア名」、[項目設定]で「エリア名」(項目「出荷元」)、「エリア名(TO)」(項目「出荷先」)、「値」(項目「エネルギー輸送量」)を選択し、[レイヤー追加]をクリック
③データソース定義で配置したエリア名を表す項目に合わせたポイントレイヤー(Sample>jp>日本_都道府県_ポイントレイヤー.mbgis)を選択し[OK]をクリック
④[詳細設定]タブ>[マップスタイル]で任意の地図データを選択し[OK]をクリック
選択できる地図データや入手方法は以下マニュアルをご参照ください。
MotionBoardマニュアル:地図データ |
⑤[ポイント設定]タブ>[FROM-TO機能]タブで、[有効/無効]で[有効にする]をオン、[値項目]に可視化したい移動量の項目(項目「エネルギー輸送量」)を選択し、必要に応じて[色]~[矢印]を変更し[OK]をクリック
いかがでしたか?人や物の流れを地図上で表現できる「FROM-TO機能」、他のチャートと組み合わせることで状況の把握~分析がさらに捗りそうですよね!
以下の記事ではエリアごとに集計した結果を地図上で色分けして表示する方法もご紹介しております。
ぜひ併せてご参照ください。
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