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組織コード、顧客コード、担当者コード・・・マスタテーブルにはコードと名称のカラムがあり、コードには英数字が並んでいますね。通常、集計表を作ったとき行列項目に[顧客名]という項目を置いても並んでいる順番はぐちゃぐちゃですよね。それがコード順に並んだらキレイだと思いませんか?今回は都道府県名で集計表を表示したとき、並び方が都道府県コード順になる設定を紹介します。
さっそく見ていきましょう。
Datalizerの集計定義を作成し、該当のテーブルを選択したすぐにこの設定はやってきます。
今回は{都道府県}を行項目に配置し、{都道府県コード]の昇順でデータを並べたいと思います。
まず[項目一覧]の[都道府県]を右クリックして[フィールド詳細設定]を開きます。
次に画面左上の[切替]ボタンをクリックします。
そして下記のようにデータリンクの設定をします。
① [データ表示順位]の真ん中にある[ガイド]アイコンをクリックします
② データパターン・データリンクを選択する画面が表示されます、ここでは[データリンク]を新規作成します
③ テーブル/ビューを選択し、[ソート方向]にコードを選びます。ここでは都道府県名を名称で表示し、並び方は都道府県コードにしています
【補足】
データパターン・・・あらかじめ登録したデータを参照して、項目を表示する。データの参照は早いがメンテナンスが必要
データリンク ・・・テーブルのデータを常に参照して、項目を表示する。常に最新情報が得られるがデータの参照に時間を要する
結果を確認してみます。
行項目に[都道府県]、集計項目に[売上金額]を配置して、[テスト]を選択。
テスト結果は都道府県が文字コード順でなく、北から南の順番に並んでいますね。
都道府県コードを見てみると、[01:北海道]、[46:鹿児島]のように数字の小さいものが北、数字の大きいものが南にあります。Datalizer側がコード順になっていることが確認できますね。
今回の設定は[フィールド詳細設定]から行いました。実はこれ以外にも[都道府県]を[行]か[列]に配置してから[列・行項目設定]で指定する方法もあります。
[フィールド詳細設定]の良いところは、一度設定してしまえば、本定義内で呼び出したときに設定が反映されるという点です。
ユーザーが任意でドリルダウンをしたときにもコード順になっているのは嬉しいですね。
オススメの設定なので、ぜひ使ってみてください。
以上となります。
コード順の名称表示はよく使う手段なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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