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SnowflakeからDr.Sumにデータをインポートするにはどのようにしたらいいのでしょうか?
 CSV/Excelファイルのインポートはできるのは知っているけど、クラウドのデータベースからDr.Sumにインポートすることが想像がつかない…。そんな方に今回はクラウドのデータベースであるSnowflakeからDr.Sumにデータをインポートする方法をお伝えします。
企業によりデータ基盤の仕組みは異なりますが、今回の記事ではデータレイクにSnowflake、データウェアハウスにDr.SumのようにDr.Sumをユーザーのフロントに置くようなデータ分析基盤として使用している方を対象としてご説明します。
クラウドのデータベースであるSnowflakeはデータウェアハウスにもデータレイクにもなりえます。今回は社内のデータが全てSnowflakeに蓄積されていくがエンドユーザー向けに公開するには加工が必要、というようなシナリオを想定してデータレイクの位置付けとします。
データを可視化するならDr.Sumを見ればよい!というように全社的なデータの分析可視化基盤としてDr.Sumを利用している、というようなシナリオを想定してデータウェアハウスの位置付けとします。
前提:Snowflakeにテーブルを持っている
今回はSnowflake側に下記テーブルを保持していることを前提とします。
 データベース名:SAMPLE
   スキーマ名:SAMPLE
   テーブル名:SAMPLE
①ODBCダウンロードサイトhttps://developers.snowflake.com/odbc/にアクセスし、
  ODBC FOR WINDOWSを選択します。※今回はWindowsOSを対象とします。
 ②インストーラーがダウンロードされたことを確認します。
 ③ダウンロードされたmsiファイルをダブルクリックで実行します。
 ④「Next」を選択します。
 ⑤「Next」を選択します。
 ⑥「Install」を選択します。
 ⑦「Finish」を選択します。
https://learn.microsoft.com/en-us/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-140#visual-studio-2015-2017-2019-and-2022
 上記サイトにアクセスしVisual C++をインストールします。
 ①Windowsの環境に合わせてインストーラーをダウンロードします。
  ※今回はX86とします。
 ②ダウンロードしたインストーラーを実行してインストールが完了したら
  「再起動」を選択します
  ※再起動が必要のため作業中のファイルは保存しておきます。
①Windowsメニューから「ODBCデータソース(64ビット)」を選択します。
 ②「システムDSN」を選択します。
 ③「追加」を選択します。
 ④「SnowflakeDSIIDriver」を選択します。
 ⑤「完了」を選択します。
 ⑥「Data Source」を任意で入力します。
 ⑦「User」にSnowflakeの管理者ユーザーのIDを入力します。
 ⑧「Password」にSnowflakeの管理者ユーザーのパスワードを入力します。
 ⑨「Server」にSnowflakeのアカウントURLからhttps://を除いた情報を入力します。
  ※後ほどSnowflakeでの調べ方を説明します。
 ⑩「Database」にSnowflakeのデータベース名を入力します。
 ⑪「Warehouse」にSnowflakeのウェアハウス名を入力します。
  ※後ほどSnowflakeでの調べ方を説明します。
 ⑫「Test」を選択します。
 ⑬SUCCESS!と表示されたら「OK」を選択します。
備考:Serverの入力情報の確認
管理者でhttps://app.snowflake.comにアクセスします。
 「管理者」>「アカウント」を選択しコピーアイコンからアカウントURLをコピーします。
 そのままペーストせず、https:// は削除してServerに入力してください。
備考:Warehouseの入力情報の確認
管理者でhttps://app.snowflake.comにアクセスします。
 「管理者」>「ウェアハウス」を選択するとウェアハウス名を調べることができます。
下記の記事を参考にしてODBCで作成したデータソースを元にインポートします。
SQL Server のデータをODBCでデータインポートしよう
 https://navi.wingarc.com/product/drsum/9300
無事にSnowflakeからDr.Sumにインポートできました!
 クラウドのデータベースからDr.Sumにインポートする方法は意外と簡単でしたね。
 一般的なODBCと変わらず設定できるSnowflakeのドライバーに感謝です。
 是非やってみてください!再起動する可能性があることだけは忘れずに…。
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