★★★:よくある

~今回の記事に関連する記事のリンク~

「購入日の月毎に改ページして帳票を出力したい」

「各明細行の金額の合計を算出し、明細の最終行に出力したい(可変行)」

「明細レコードに正しく項目が印字されない」

「単価と数量を使って金額を算出したい(可変型)」

「商品名が長かった場合に自動的に折り返して出力させたい(可変行)」

可変型の明細がある帳票で、購入月ごとに金額の合計を算出し小計として出力したいことがあると思います。その場合には「レポートライター機能のキーブレイク」によって簡単に実現することができますよ。

まずは「明細数が増減する帳票を作りたい(可変行)」を参照して可変型の明細を作成してみましょう。

それでは次に合計行として出力するレコードを作成していきたいと思います。既に作成しているレコードとは間隔を少し空けてもう1つレコードを作成しましょう。※レコードの間隔を空けているのは設計上見易くしているためです。間隔を空けても帳票出力時には何も影響がないので安心して下さい。

次に2つ目に作成したレコードをクリックし、左部プロパティより[名前]を「合計」、レコードタイプを「合計レコード」にします。今回は月ごとの明細グループの最終行に印字したいので「合計レコード」を選択します。

さらに今回は一目見ただけで合計行と判別できるように合計行はグレーアウトで出力したいと思います。「塗り込み」タブをクリックし、[塗り込みパターン]のリストから「グレースケール」を選択し、[グレースケール(%)]を「90」とします。[グレースケール(%)]の値が0に近いほど濃く、100に近いほど薄くなります。

次に「固定文字」と「フィールド」を合計レコード上に配置しましょう。フィールド「件数」と「合計金額」には明細レコードの件数と金額の合計を算出する計算式を設定するので[データ型]を数値にすることを忘れないようにしましょう。※固定文字とフィールドを配置する際には階層に気を付けて下さいね。階層については「明細レコードに正しく項目が印字されない」を参照して下さい。

次に各明細行の件数と金額の合計を算出する関数を設定していきます。フィールド「件数」をクリックして、左部プロパティの[計算式]の右側をクリックします。

計算式画面が表示されるので、[関数の参照]から「COUNT():データ件数の取得」をダブルクリックすると計算式に「COUNT(フィールド名)」が表示されます。

購入月毎の件数を表示したいのでフィールド名には、明細レコード上に配置した「品名」フィールドを入力します。入力については「取引先名の後ろに"御中"を自動的に付与して出力したい」を参照して下さい。

同様に「合計金額」フィールドにも計算式を指定します。「合計金額」は明細レコードの金額を合計しますので「SUM()」関数ウを選択して数値型フィールド名には合計を指定して下さい。

最後に、今回は購入日の月が変わったタイミングで合計行を挿入するので、「購入日の月毎に改ページして帳票を出力したい」を参照して、月フィールドの[レポートライター]にキー番号「1」と合計レコード名に先程作成した合計レコード「合計」を選択します。

以上の設定で月ごとの金額を算出し合計行として出力することができますよ。

今回紹介した「レポートライター機能」とレコードを組み合わせて設定することで様々な種類の帳票を作成することができると思うので上手に活用していって下さいね。