★★:まあある

製造現場でのIOTセンサーなどを用いた機械の状態の変化(異常検知)や物流現場での車両の到着通知など、リアルタイムにチャットで通知することにより対応までの時間を最小限に抑えるなどの仕組みが必要な場合がありますよね。
そのような場合は、MotionBoardのアラート機能と合わせてリアルタイム連携機能とチャット連携機能を使って、状態を素早く担当者に連絡することで運用を実現することができます。
ここでは、日本国内で利用者も多いSlack(チャットツール)へ、プログラムを開発することなくメッセージ送信する為の設定を紹介します。

Chatwork連携はこちら

<連携イメージ例> 紹介ページはこちら

<前提条件>

・チャートアイテムに、あらかじめアラート条件(特定の範囲にデバイスが近づいた、製造機械が異常停止したなど)が設定されている必要があります。設定方法はこちら
・サーバの「システム設定」-「リアルタイム連携」に、あらかじめリアルタイム連携DBの受信設定をする必要があります。設定方法はこちら

Slackと接続するときの流れは、次のとおりです。
1)Slackで環境の準備をする。
 MotionBoardで接続設定を作成する前に、Slackで事前に環境を準備(Appの作成、Botの作成)します
2)MotionBoardで接続設定を作成する
 MotionBoardで接続設定を作成して、Slackと接続します
3)MotionBoardで送信先を登録する
 MotionBoardからチャットを送信するために、宛先を登録します

1.Slackの設定方法
 (1)Slackのワークスペース及びアカウントを作成し、作成したアカウントでログインできることを確認します。(https://slack.com/signin

 (2)Slackのサイトからアプリを作成します。(https://api.slack.com/)

 (3)「アプリの名前」を入力(任意)と「アプリを追加するWorkspace」を選択して、「CreateApp」をクリックします。

 (4)「Bots」を選択して、Botを作成します。

 (5)Botの表示名(Display name)を入力し、「Add Bot User」ボタンをクリックします。
 ※このユーザー名でMotionBoardからメッセージが送信されます。

 (6)Settingsで「Install App」を選択します。「Install App to Workspace」をクリックします。

 (7)ワークスペースでの本人確認で「許可する」をクリックします。

 (8)「Bot User OAuth Access Token」が表示されます。この値をMotionBoardの設定で使用しますので、保存しておいてください。

 (9)slackのログイン後の画面で作成したアプリを表示すると、(2)で追加したアプリが追加されます。

2.MotionBoardのチャット基本設定
 (1)MotionBoardの「管理」-「システム設定」-「接続/認証」-「チャット」を選択し、「新規作成」ボタンから、チャット設定を行います。チャット名は任意入力、チャットアプリは「slack」を選択して、「新規作成」をクリックします。

 (2) (1)で作成したチャット名を選択し、「Bot User OAuth Access Token」の場所に、1.(8)でコピーした「Bot User OAuth Access Token」をペーストします。

 (3)「テスト送信」ボタンをクリックして、送信先を設定します。
※送信種別を「メンバー」とし、送信先に「メンバーの名前」を入力します。任意の本文を入力し、「送信」ボタンをクリックします。

 (4)「テスト送信」が正常に終了すると、メッセージが表示されます。

 (5)「送信先」タブに移動し、アラートを送信する宛先を設定します。(複数設定可能)設定完了後「保存」をクリックします。

3.MotionBoardのリアルタイムアラート設定
 (1)リアルタイムアラートでチャットを送信するボードを編集モードで開きます。「ボード管理」-「リアルタイムアラート」タブを開いて、「リアルタイムアラートを有効にする」にチェックします。「基本設定」タブで、監視の実行ユーザー、監視の実行間隔の設定を行います。

 (2)「監視アイテム設定」タブに変更後、監視アイテム一覧から監視対象とするチャートにチェックをします。

 (3)「アラートアクション設定」タブに変更後、「チャット送信」にチェックをして、「詳細設定」をクリックします。

 (4)「チャット名」に2.(1)で作成した名前、「送信先」に2.(4)で作成した送信先を選択し、「アラート発生時」と「状態復帰時」のメッセージを入力し、「OK」をクリックします。

 (5)最後にボードの保存を行い、編集画面を終了します。

 これで、3.(2)で監視対象としたチャートでアラートが発生した際に、3.(4)で設定したSlackの送信先にアラートメッセージが送信されるように設定することができました。

4.Slackでのメッセージ受信
 (1)MotionBoardでアラートが発生した際に、Slackでメッセージを受信できることを確認します。以下の例では、「mb60chat_demo」というチャンネルに機器異常のメッセージを送信しています。

MotionBoardはバックグラウンドでサーバーが稼働していれば、画面を開いていない状態でもチャットメッセージを送信することができますので、PCやモバイル端末などでSlackアプリを通知する設定にしておくことで、アラートがSlackで飛んでくるイマドキの感じを簡単に設定できます。動画での紹介もしていますので、こちらを確認してみてください。

また、Slackの他にも、複数のビジネスチャットに連携しておりますのでこちらも確認してみてください。

※2019年1月末時点のSlackの画面を元に作成しています。Slackの画面は変更される場合がありますのでご了承ください。