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SQLの関数動作を確認したい場合、通常のテーブルを使っても可能ですが、データの準備が面倒だったり、件数が多い場合は処理に時間がかかります。
そんなときはダミーテーブルを使ってみましょう。

ダミーテーブルとは1行1列のテーブルで、Dr.Sumにはシステムテーブルに「__dw__」というテーブルが必ず存在します。
このテーブルを使えば関数の動作を簡単に確認できるので大変便利です。

 

試しにSQLを書いてみます。

 

ダミーテーブルをつかったSQLを書いてみた

SELECT CURRENT_DATE() FROM __dw__

例えば本日が2023/1/23であれば、このSQLに対しては

2023/01/23

と返ってきます。

今度は関数の練習をしてみます。日付計算を実行してみましょう。

SELECT TRUNC(MONTHS_BETWEEN(CURRENT_DATE(), '1973/09/11') / 12) FROM __dw__

TRUNC(MONTHS_BETWEEN(CURRENT_DATE(), ‘1973/09/11’) / 12) は誕生日から今日時点の年齢を計算する例です。

このSQLに対しては

50

と返ってきました。

1973/09/11 は私の生年月日なので、これでいつでも私の年齢が計算できます。

 

さいごに

SQL Server、PostgreSQL、MySQLなどは、ダミーテーブルの場合、FROM句を省略できます。
Dr.SumもVer.5.1から省略可能です。

SELECT CURRENT_DATE()

こちらの書き方でも実行可能です。

 

 

SQLの動作がすぐにわかって便利ですね!

この関数はどうやって動かせばいいんだろう、というときに試しに使ってみてください!

 

 

 

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Toru Sasahara

プロフィールへ >

Dr.Sumのソースコード1行目から開発に携わり、四半世紀にわたってDr.Sumと共に歩んできました。 2022年からはDr.Sumの開発責任者とプロダクトエンゲージメント担当を兼務し、ユーザーが愛着を持ち、長く使い続けられる製品の開発に情熱を注いでいます。

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