システム開発をしているときに、さまざまなデータベースと接続しながらSQLを書くことはありませんか? よく現場ではSQL実行ツールを接続先を変更しながら動かしているケースがございますね。
実はDr.SumはフリーのSQL実行ツールからもSQLが書けるようになりました。A5:SQL Mk-2、Squirrel SQL、DBeaver、CSEなどいろいろありますが、DBeaverはJavaベースなのでJDBCドライバーの配置が簡単なのと、Windows、Mac、 Linuxで動作するので個人的にオススメです。
ということで今回はDBeaverとDr.Sumを接続してみたいと思います。
フリーのSQL実行ツールと接続するためにはDr.Sumのバージョンのチェックが必要です。ご自身のDr.Sumのバージョンが「5.6.00.1020」以降であることをご確認ください。
セットアップをするためには以下の手順が必要です。
DBeaverをダウンロード(https://dbeaver.io/download/)してインストールします。
Dr.Sum JDBC Driver(dwodsjd4.jar)を適当なフォルダーに配置します。
JDBC Driverは [Dr.Sumインストールフォルダ]¥DevKit¥java¥jdbc¥dwodsjd4.jar にあります。
DBeaverを起動し、[データベース]>[ドライバーマネージャー]を開いて[新規]をクリックします。タブ[設定]の欄[ドライバ名]に任意の名称を入力します。
タブ[ライブラリ]の[ファイルを追加]をクリックし、2で配置したdwodsjd4.jarを選択し、[OK]をクリックして一度保存します。
クラウド環境を利用の場合でも、”localhost”と記載することがポイントです。これはローカル環境のSecure Transport Agentを指定するので、localhostとする必要があるのです。
接続は以上で終了です。下図のような画面が出ましたら接続成功です。
SQLエディタを起動して快適なSQLライフをお楽しみください。SQLアシスト、タブ切り替えなど、便利な機能満載です。
開発者としてはもちろんDr.SumのSQL Executorを使って欲しいですが、現場には様々なニーズがあると思いますので、フリーのツールも使えることを紹介させていただきました。
SQL Executorの機能もどんどん進化していきますので、また紹介をさせてください。
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