ビューの抽出条件に4つ以上の条件式を指定する方法

Dr.Sumのビューの設計画面は抽出条件を複数個セットすることができます。

しかし抽出条件はデザインモードだと4つしかつけられないので、下図のように[地域]を4つの条件で絞ってしまうと’四国’も条件に加えたいときに困ってしまいますね。

同じ項目であれば4つとは言わず、何個でもセットすることができるので、その方法を解説します。

条件式を抽出条件につなげて記述する

まずはOR条件をつかって、ひとつの枠の中で抽出条件をつなげて記述する方法です。

記述方法:=’北海道’ OR= ’東北’ OR= ’関東’ OR= ‘関西’ OR・・・・

ANDやORをつかえば複数個の抽出条件を重ねることができます。同様にIN文も使用できます。

記述方法:IN('北海道','東北','関東','関西')

INの方がORよりもデータ抽出にかかるレスポンスは良いです。

こちらはマスターに存在する情報が抽出条件になる場合です。今回の例では顧客マスタに存在する地域(顧客のいる地域)を抽出条件にしています。

記述方法:IN(SELECT 地域 FROM 顧客マスタ)

こちらのやり方であれば、顧客マスタにデータが増えたら、動的に抽出条件が変わるようになるので、メンテナンスのコストが大きく下がりますね。

いかがでしょうか。

抽出条件も工夫次第でどんどん使いやすくなります。

ビューをつかいこなして、ぜひより良いデータ分析基盤の構築を目指してください。