MENU
集計表は数字しかなく、データを比較する際に数字とにらめっこして結果を認識するのに時間がかかってしまいます。そこでこの記事では集計表にグラフィカルな要素を追加して値の違いを直感的に把握する方法を説明します。
今回は、以下のような「ブロック別」の「月度」ごとの「売上金額」を表したクロス集計表を事前に用意しています。
なお、クロス集計表を作る方法は下記の記事で紹介しています。
では、さっそく設定方法をご紹介します。
結果表調整から設定を変更していきます。
①[結果表調整]をクリックします。
②[集計項目追加]をクリックします。
③[データバー]をクリックします。
続けてデータバーの詳細の設定をします。
①[タイトル]を入力します。(ここでは「データバー」とします。)
②[集計項目追加]をクリックします。
③[詳細]をクリックします。
④色を指定します。(ここでは青色を指定します。)
⑤[OK]をクリックします。
⑥[適用]をクリックします。
最後に適用していきます。
①追加の画面で[適用]をクリックします。
②結果表調整の画面で[適用]をクリックします。
結果表調整の設定が完了したら、集計実行をクリックして結果を確認します。
数字のみの集計表からグラフィカルな表現(データバー)に変更されたことにより、値の違いを直感的に把握できるようになりました。関東の売上がここまで他と差があることは数字のみでは認識に時間がかかりますがデータバーで表現すればすぐに把握することができました。これでデータを比較することが容易になります。是非、データバーの機能を使ってみてください。
書式設定画面で[アイコン]や[カラースケール]を選択することも可能です。
[アイコン]
しきい値に応じてアイコンを切り替えて表示します。
アイコンは15種類ほどあるため、用途に応じて使い分けることが可能です。
達成率100%を超えたら青色、達成率90%~100%で黄色、90%未満で赤色という風に直感的な把握に役立ちます。前年比に関しては矢印で表現したりすると値の増減を把握しやすくなります。
[カラースケール]
集計結果に応じてセルの色を変更することが可能で「2色」「3色」で指定が可能です。
2色:最小値の色、最大値の色
3色:最小値の色、中間値の色、最大値の色
データバーは列方向の比較に向いていますがカラースケールは集計表全体に対しての比較に向いています。
セル単体の表現:アイコン
列方向の比較:データバー
集計表全体の比較:カラースケール
のように比較、把握したい要素ごとに使い分けてみてください。
Related article
Pick up
Ranking
Info