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Dr.Sumのテーブル情報をドキュメントにまとめたり、マスタ情報をExcelに転記して使いたいときなどに毎回CSVファイルをエクスポートしてExcelで開いたりと手間がかかっていませんか?
この記事ではそういった手が届きそうで届かなかったDr.Sum特有のショートカットキーをご紹介します。
是非ご覧になってください。
まずDr.Sum Enterprise Managerにログインし、お好みのテーブル/ビューを右クリックから開きます。
よくテーブルやビューを開いてDr.Sumに格納されるデータが想定通りのデータであるか確認したり、さらにそこから二次加工に使うために左上のCSV出力アイコンからローカル環境にエクスポートしたりします。
また、一度エクスポートしたCSVファイルを手元で修正して再度インポートしたりとCSVファイルの出力は様々な業務で活用できる便利機能です。
ただし、データが少ない場合はわざわざCSVファイルをエクスポートするのは手間だったりします。
そこで一度開いたテーブル/ビューの画面からデータをクリップボードにコピーできるショートカットキーが用意されています。それが Ctrl + A です。
Ctrl + A でクリップボードにコピーしたデータをまずはテキストにペーストしてみます。
テキストにペーストすると列はTab区切り、行は改行CRLFでコピーされていたことが分かります。
注意事項としてはコピーされる領域が画面上に表示されている範囲までとなるため、小さなテーブル/ビューに対して行うのがベストです。
次にExcelを開いてペーストしてみます。
このように列はTab区切り、行は改行がCRLFの状態でコピーされるためExcelにも直接ペーストすることができました。
これでCSVファイルのエクスポートボタンを押す→CSVファイルの出力先を指定する→ExcelでCSVファイルを開く→コピー&ペーストで別のExceに転記する… といった作業が効率化されますね。l
Ctrl + A というショートカットキーを是非ご活用ください。
インポート処理は通常バッチファイルを作成してタスクスケジューラに登録することでインポート処理を自動化することができます。
一般的にマニュアルを読んだり、サンプルのバッチファイルを参考にしてインポート用のバッチファイルを作成していきますが、ショートカットキー Ctrl + T でインポート画面からバッチコマンドをコピーすることができるためさらにバッチ作成を効率化することができます。
テキストにペーストします。
パスワードだけ値が入っていない状態でペーストされました。
このようにdwtab_importコマンドはショートカットキーを利用することで簡単に作成できそうですね。
※Ver.5.5以降ではCSVエクスポートもテーブルエクスポートもクリップボードにコピーすることができます。
テーブルエクスポートに関しても同様のショートカットキー Ctrl + T でコピーすることができます。
エクスポートする際に対象のテーブルを選んだり、モード等を選ぶかと思いますが、指定した設定はすべて反映されます。特に抽出条件式(WHERE句にあたる部分)も反映されるのはとても嬉しいですね。
今回ご紹介したショートカットキーは以下になります。
Ctrl + A:テーブル/ビューのデータをクリップボードにコピーする
Ctrl + T:インポート/エクスポート画面からバッチコマンドをクリップボードにコピーする
多段階になってしまうDr.Sumの操作をショートカットキーを利用すればさまざまな業務が効率化されるはずです。
是非ショートカットキーを使ってみてください。
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