Dr.Sumにデータを入れるときに大活躍する製品、それがDr.Sum Connect。複雑なデータの加工やエラーハンドリングなどが画面上の操作でできるので、好んで使っていらっしゃる方も多数いると思います。
今回はConnectのバージョンアップのときに悩まないコツをひとつ紹介します。
たった一言だけなので、サクッと読んでみてください。
グローバルリソースにバージョン名を入れないで
もうこれだけです、これ以上はありません。
接続タイプを指定すると、接続名にバージョンの数字がデフォルトで入ってしまいます。これを外しましょう。図の例ですと「Dr.Sum 接続設定」という名前にすればOKです。
なんでバージョン名を入れない方がいいのか
Dr.SumとConnectのバージョンをあげますと、接続タイプをDr.Sumの新しいバージョンに指定する必要があります。一度作ったグローバルリソースは、接続タイプを変更することができません。
新しいグローバルリソースを作って、接続タイプを最新にしなければなりません。
新しいグローバルリソースを作ると、そのグローバルリソースを呼んでいるスクリプトの設定をひとつずつ変えねばなりません。それが嫌なので、旧グローバルリソースと同名にして、スクリプトを変更しないようにします。
ここでグローバルリソースにバージョン名を入れていると、新しいグローバルリソースで古いバージョンの数字を入れなければならなくなってしまうのですね。
プログラム的に悪影響が出ることはないのですが、運用する上ではずっと気になっちゃいます。
そもそも接続名にバージョンの数字を入れる意味もそんなにないので、最初の段階から外してしまった方が良いですね。
さいごに
もしかしたら今後の製品の進化の中でデフォルトでバージョンの数字が入らなくなるかもしれません。でも現段階では自分たちで名称の変更をしてしまいましょう。
数年に一度のバージョンアップのときに苦労をしないために、今できることを今やっておけばOKです!