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Dr.Sum Copilotは生成AIを活用し、自然言語からSQLやPythonスクリプトを生成できる機能です。Copilot(副操縦士)にSQLやpythonの大枠を書いてもらい、あとは自分でブラッシュアップする。こんな使い方ができると作業効率が上がり、開発者にとって大変便利なものとなるでしょう。
しかしDr.Sum Copilotが使用する生成AIはユーザー自身で登録をする必要がある上に、有料です。生成AIを触ったことのない人でしたら、”いったいいくらくらいかかるのだろう”と躊躇してしまうと思います。
そこで今回の記事は生成AIのお金の計算方法について紹介をします。個人的につかうなら、組織でつかうならだいたい月額いくらくらいかのイメージがつけば幸いです。
Dr.Sum Copilotのインストールや設定方法については下記の記事で紹介しています。
またこちらにDr.Sum Copilotの専用ページがあります。2024年4月時点ではTechnical Previewとしていますので利用規約などを各自でご確認ください。
Dr.Sum Copilot 使い方のご紹介 |
Dr.Sum CopilotはOpenAIかAzure OpenAIを選択することができます。本記事ではOpenAIについて解説をします。
Dr.Sum CopilotはOpenAIとAPIでやり取りをします。OpenAIはAPIの使用量で料金が変わります。また使用するモデルによっても金額が異なります。
たとえばモデル[GPT-3.5 Turbo]であれば下図の金額になります。
※金額は変動する可能性があるので、”だいたいこれくらい”とイメージしてください
Dr.Sum Copilotは入力・出力が必要なので、@gpt-3.5-turbo-1106]であれば1,000トークンで$0.002です。
詳細についてはこちらの記事を参照してください。
Dr.Sum Copilotは会話毎にどれだけトークンが使用されたかを確認することができます。
上図のようにSQLが生成されたあとに[コンソール]を開くと、消費トークンが表示されます。
トークンの消費量は細かくはバラつきますが、今回は726トークンでした。
1,000トークンで$0.002であれば $0.001452 1$を¥150としたら ¥0.2178 です。
1日10回対話したら2円、1月20人日としたら、40円。なるほど、これくらいなんですね。
もちろん対話を繰り返せばトークンは変動しますし、効率の良い対話の仕方もあります。それでもすごくお金がかかる訳じゃないんだなと思いました。
またOpenAIはオートチャージ機能がありますが、こちらをオフにしておけば想定以上のお金はかかりませんので、安心して使ってみることができると思います。
もちろん一概に金額を提示できませんが、月額何十万円とかするのかな、と勝手にひやひやしていましたが、計算してみたらこれくらいか、と安心しました。
ぜひDr.Sum Copilotに興味を持っている方に実際に触れていただきたいと思います。
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