MotionBoardの機能のひとつに、端末機器(モノ)の「いま」のデータをリアルタイムに蓄積できるリアルタイム連携というものがあります。データベースを用意することなくリアルタイムデータをすぐに可視化することができますが、保存先を用意しておけば外部データベースにデータを保存することもできます。
リアルタイム連携では、WebAPIを使ってMotionBoardにデータを送信できます。ここでは、リアルタイム連携で使用するWebAPIの受信設定を作成します。リアルタイム連携によるリアルタイムリクエストの受信設定をテンプレートと呼びます。テンプレートを作成しておくことで、WebAPIから送信されたデータを受信することができ、WebAPIから送信されたデータをリアルタイムに可視化することができます。
「管理」から [システム設定] > [接続/認証] > [リアルタイム連携]を選択します。[リアルタイム連携]画面より、[リアルタイム]タブにてテンプレート選択の[テンプレートの追加]ボタンをクリックします。
テンプレートの任意の名前を入力します。
[全般]タブのWebAPIをチェックします。
WebAPI連携では、送信元から送信するデータは真偽値、文字列、数値の3種類が扱えます。これによって、様々なIoTデバイスからのデータをMotionBoardで取り扱うことができます。MotionBoardでは、「ステータス」と呼ばれる単位でデータを管理します。まずは、[ステータス]タブにクリックして移動し、[新規作成]ボタンをクリックし[新規ステータス作成]画面を表示して、ステータス情報を入力します。
次のサンプル画面は下記マニュアルの記述に合わせて、ステータスを作成しています。MB IoT Agentは専用のスマートフォンアプリ用の設定ですので、ここでは未設定で設定しています。データ型はIoTデバイスから送信するデータに合わせ、真偽値、文字列、数値の3種類から選択してください。詳細については下記マニュアルをご覧ください。
参照:位置情報の送信(POSTリクエスト版) |
最後に保存ボタンをクリックして、リアルタイム連携で使用するWebAPI版のテンプレートが完成です。
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