TECH BLOG

MENU

オンプレクラウド

Dr.Sum

Datalizer for ExcelDatalizer for Web

異なるテーブルで管理している実績と予算を別々のクロス集計表ではなく、一つにまとめて分析したいと思ったことはありませんか?
Datalizerでは、別テーブルの実績と予算を一つの表でまとめて出力することができます。
今回は、小売店の販売実績と予算のデータを使用して作成した「実績表」と「予算表」を利用して、下図のような「予実表」を作成していきます。

なお、クロス集計表を作る方法は下記の記事で紹介しています。

参照:基本的なクロス集計表と抽出条件を作成したい!

 

では、さっそく設定方法をご紹介します。

前提:基本的なクロス集計表(実績表と予算表)

今回は、以下のような実績と予算のクロス集計表を事前に用意しています。

マルチ集計定義の作成

Datalizerでは、1つのテーブル/ビューに対して集計する表を作成したい場合は、集計定義。
複数の集計表を同時に表示したい場合は、マルチ集計定義を利用します。

今回は、実績表と予算表を同時に実行させ、「予実表」を作成したいので、マルチ集計定義を利用します。

では、マルチ集計定義を作成しましょう。
結合表を作成する定義フォルダーの上で右クリックをし、[新規作成]-[マルチ集計定義]を選択します。

結合したい定義ファイルを2つ選択します。

[処理パターン]にマルチ表、結合表があります。
マルチ表は複数の集計表を同時に実行したい時、結合表は複数の集計表を結合して実行したい時に利用します。
今回は、実績表と予算表を1つの集計定義で見たいので結合表を選択しましょう。
次に、予算達成率を事後計算項目で作成しましょう。
[抽出条件設定]へ移動し、[事後計算項目 編集]ボタンを選択します。
項目名、計算式を入力し、[適用]を選択します。


このままでは%表示されないため、データ書式の設定をします。
[集計項目設定]ボタンを選択し、データ書式の[ガイド]を選択します。

カテゴリより[数値(小数点)]を選び、率表示のデータ書式を選択します。
※[データ書式ガイド]に何も表示されない場合はまず、Datalizer管理者ページより「ガイドの適用」を設定してください。


最後に定義名を入力し、保存します。

それでは、集計実行を押して確認してみましょう。

実績表と予算表が一つの集計表として表現されていますね!

今回のように、別テーブルにあるデータでもマルチ表や結合表を作成することで、集計実行一つで分析することが出来ます。
是非、ご活用ください!

この記事にリアクションしてみませんか?

  • 分かりやすい (0)
  • 問題が解決した (0)
ありがとうございます!
プロフィールへ

Murai Kosuke

Dr.Sum、MotionBoardのプリセールス、カスタマーサポートを経験し 現在はプリセールスとして活動しています。 皆様に役立つ記事を書いていきますので、いいねボタンぜひよろしくお願いします。

Related article

Related article関連記事

Pick up

Pick upおすすめ記事

【まとめ】SVFCloud帳票をinvoiceAgentに連携する方法

  • #帳票作成・出力
  • #システム連携
  • #電帳法
  • #文書定義
  • #処理定義

2024.04.18

SVF

Dr.Sum Copilotをインストールしてみた【OpenAI】

  • #Copilot

2024.04.05

Dr.Sum

特定の文字列で分割して階層構造をつくりたい!~DS Scriptで分割する~1

  • #データ加工
  • #DS Script

2023.07.17

Dr.Sum

Ranking

Rankingランキング

1

基本的なクロス集計表と抽出条件を作成したい!

  • #集計表

2021.04.26

Dr.Sum

2

集計項目が多くなって横長になってしまった集計結果を縦にならべてすっきり…

  • #集計表
  • #デザイン

2023.03.30

Dr.Sum

3

予算未達の箇所を目立つよう色を付けたい~セルの色付け編~

  • #集計表
  • #デザイン

2021.08.30

Dr.Sum

Info

Information

ウイングアーク1stからのお知らせ