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結果表調整という機能を利用して「達成率」が未達の箇所を目立たせる方法を紹介していきたいと思います!「結果表調整」を使用することでしきい値を超えた場合にセルの色を変えることができます。

今回はセルの色を変更しますが、文字の色を変更することもできます。詳細は下記の記事をご覧ください。

参照:予算未達の箇所を目立つよう色を付けたい~文字の色付け編~

なお、「前年比」や「達成率」などを計算する方法は下記の記事で紹介しています。

参照:前年比など新たに計算して集計項目を作りたい

前提:予実集計表の作成と達成率の算出

以下のような、「地域別」、「支社名」、「年度」毎の「売上金額」、「予算金額」、「達成率」を表したクロス集計表があります。

ここから、予算未達の箇所、つまり「達成率」が100%を下回った項目を目立出せていきたいと思います。

「達成率」が100%を下回った集計項目の背景色を赤に変更する

結果表調整という機能を使って、集計結果が100より小さかったら赤くすると言った設定をしていきましょう。レイアウト設定の画面で、「結果表調整」を選択します。

結果表調整画面で「集計項目追加」をクリックします。

追加画面で集計項目を「データ:合計を含む」と設定して、書式設定の「+」アイコンをクリックします。

書式タイトルを「達成率」と設定し、対象項目で「達成率」、「セル書式」を選択して、「詳細」ボタンをクリックします。

書式設定画面で、計算方法が「データ」となっていること確認して、背景色の「+」アイコンをクリックします。条件を指定して適用ボタンをクリックします。
※ここでは、背景色:赤、演算子:より小さい(<)、値:100 と設定しています。

追加画面に戻るので、「追加」ボタンをクリックして書式が追加されたことを確認したら「適用」ボタンをクリックします。

集計実行すると、「達成率」が100%を下回った集計項目の背景色が赤になっていることを確認できます。

結果表調整を利用すると様々な表現ができますのでいろいろ試してみて下さいね!詳しく知りたい方は以下のDr.Sumマニュアルをご参照ください。

参照:集計結果の詳細設定について(結果表調整)

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宇根 昌和

新卒でウイングアーク1stへ入社、プリセールス活動を行っています。Pythonをベースに様々なツールからデータをDr.Sumへ集約しMotionBoardで可視化する仕組みを作ったり、Web APIを使ったデータ蓄積ノウハウをテーマにイベント登壇したりしています。Dr.Sum及びMotionBoardを中心とした役立つ情報を発信していきます!

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