住所や会社名が長い場合に改行して2行で表示したい。

★★:まあある

下記のような請求書で、会社名や住所などに入力する内容が1行に収まりきらない場合、2行目に折り返して表示されてほしいと思いますよね。SVFには「リンクフィールド」という機能があり、文字数で自動的に折り返すことができます。また、会社名や建物名の途中など中途半端な場所で改行されてしまうのを避けたるため、デリミターと呼ばれる区切り文字を指定することで意図的に改行を行い、予期しない改行を防ぐことができます。
このデリミターについてはSVF Cloudの管理者がアクセスできる「SVF Cloud管理コンソール」で設定を行うことが今回のポイントです。

もしオンプレミス版のSVF Web Designerを利用している場合は設定が本エントリで紹介する方法とは異なりますので、SVF for Java Printを使用している場合は、SVF for Java Print Ver. 9.2の「3-7-2 動作環境の表示と設定」を、SVF for PDFを使用している場合は、SVF for PDF Ver. 9.2の「3-7-2 動作環境の表示と設定」を参照してください。

まずはリンクフィールドの設定をします。今回は"住所1"というフィールドを例に説明します。"住所1"選択し、"コピー"を選択します。

続いて"貼り付け"を選択し、住所1のフィールドの下あたりでクリックします。

画面右部の"プロパティ"をクリックし、名前を住所2に変更します。

再度"住所1"を選択し、プロパティから"リンク先のフィールド名"で、先ほど貼り付けた"住所2"を選択します。

ここまででリンクフィールドの設定は完了なのですが、この設定だけで印刷を行った場合、データの長さによっては住所や会社名の中途半端な場所で改行が行われる可能性があります。冒頭で紹介したデリミターと呼ばれる区切り文字で意図的に改行させることができます。

区切り文字を指定しない場合のリンクフィールドであれば、リンク元のフィールドのバイト数がオーバーした場合にリンク先に印字されますが、区切り文字の設定をした為、リンク元のフィールドのバイト数がオーバーした場合またはデータの途中に区切り文字がある場合に、以降のデータがリンク先のフィールドに印字されるようになります。

ではデリミターの設定をしていきます。

以下の操作はSVF Cloud Administrator Consoleの"管理者アカウント"が必要です。

利用開始時に提供される"SVF Cloud Administrator Console"のURLにアクセスします。続いて、SVF Cloudの管理者アカウントを入力しログインします。


SVF設定をクリックします。

デリミターの設定を「する」、区切り文字を「<>」など区切りたい文字にし、区切り方法を「デリミターを除去し分割」にします。もちろんカンマやスペース、ハイフンなども区切り文字として指定することも可能ですし複数指定することも可能なので、帳票上で文字として出力したい文字とは別の文字を区切り文字として指定するようにしましょう。

最後に「保存」を忘れずれにクリックしてください。

これでSVF Cloud Administrator Consoleとリンクフィールドの設定が完了しました。データファイルとして使用するCSVの改行を行いたい箇所(下記の例では住所と建物名の間)に、上記で設定した区切り文字を挿入し、実際に印刷を行ってみてください。

注意点ですが、実は管理コンソールで行った設定はテスト印刷では確認することができません。正しく設計できているかは、実際に連携アプリケーションからプレビュー、または出力する必要があります。

正しく設計した場合、上記のように住所がデリミター文字の箇所で折り返して印字を行うことができるはずです。

いかがでしたでしょうか?会社名や住所だけでなく備考などでも使えると思いますので、デリミタ分割を上手に利用して帳票設計をしてくださいね。

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